家・倉庫片付け /家屋解体について

実家の物置や倉庫を片付けて不要品を整理する秘訣とは?

家の物置や倉庫を片付けて不要品を整理する必要に迫られるのは遺品整理でしょう。
一般的に倉庫や物置は日常的に使わない品物を保管しています。実際に確認したら全く使わないもので溢れかえっていることもあります。
何をどこに収納しているのかも把握していない場合も少なくありません。
ずっと使わないで放置されていることもありますから、埃まみれになっているかもしれませんね。
 
庭が広い家の場合は、庭のメンテナンスや家庭菜園をしていることもあるでしょう。
そんな場合に利用する道具は大抵とっても重たいです。
高齢者や女性の力では片付けることが困難かもしれませんね。
こういったこともあるので、遺品整理と一緒に物置や倉庫の片付けをするケースは増えています。
 
物置や倉庫を片付ける場合は、日常的に使っていない人から見たら、どのようにすればいいのか分かりにくいでしょう。
ちょっとしたコツを覚えておけばスムーズにできるかもしれませんので、まとめておきましょう。
 
1番目は「全て残さずに出すこと」です。
倉庫は普通たくさんの物が詰め込まれています。だから、どこに何があるのかがわかりません。
1つひとつ確認しながら整理するのは効率的ではないです。
 
まずは、一度全てのものを外に出しましょう。
このようにすれば、どういった中身なのかがわかります。
小さいサイズの物置でも同じで、実際に出すことです。想像以上の量になることがわかります。
そして、必要なものと不要なものを仕分けしながら整理すればスムーズに進みます。
 
洋服が汚れることは覚悟しておきましょう。作業着に着替えてから取りかかりましょう。
とりわけ家庭菜園をしているようなご親族の場合は、土や農薬などを保管しているケースが多いです。
 
2番目は「農薬の取り扱いに注意すること」です。
物置や倉庫を片付けているときに、もっとも処分に困るのが「農薬」になります。
知識を持っている人ならば簡単なのかもしれませんが、全く知識がない人は困ってしまいます。
遺品整理でもっとも困ることでしょう。
 
農薬には「普通物」「劇物」「毒物」などの分類があります。
家庭菜園を遺族がしていなくても故人が趣味でしていることは多いです。
家庭菜園用の農薬は一般的に「普通物」に該当します。普通物であっても毒性がありますので注意してください。
 
お住まいの市区町村役場でも引き取っていただけません。
販売元のメーカーに問い合わせるようにしましょう。
少量の農薬であれば、頑張って使い切ってください。
メーカーから指示されるケースとしては土を掘ってそこに流すようにアドバイスされることです。
 
3番目は「重くかさばる品物の処分をどうするか」です。
故障してしまったエアコンの室外機・使っていない大型家電などが倉庫や物置で見つかることが多いです。
手続きが必要だから「まとめて処理をしよう」と一時的に保管しているのです。
ですが、なかなか行動することなく、最終的に何年間も放置されてしまっています。
 
少しの分量ならばご遺族で処分もできるでしょう。
しかし、重い物がたくさんある場合は専門の遺品整理業者に依頼をしたほうが一気に解決できます。
この機会にやってしまわないと、また先延ばしになるだけです。いつまでも倉庫や物置は片付きません。
 
こういった状況になっているケースは多いです。
遺品整理や生前整理をしない限り、片付けをされることはありません。
結局のところ、びっくりするほどの量の不要品がでます。そうなると自分達で処理できないです。
 
4番目は「物置の解体」です。
物置は古くなると、壊れていたり、サビが酷いので解体が困難になっていたりすることもあります。
こうなると素人が手出しできる範囲を越してしまいます。
プロの業者に任すほうが安全です。下手に解体しても重さもありますから怪我をしてしまいます。
 
新しい物置ならば、道具を使って解体もできるでしょう。
しかし、物置が古くなると留め具が錆びています。何度はとても高いです。
鉄を切断するサンダーを使って解体しなければならないでしょう。